ヒトに限らず、呼吸は生きる上で、不可欠のものです。
呼吸する―「息をする」から生きています。
数日間、飲まず食わずでも 何とか生きられますが、1分でも1秒でも空気を吸わなければ、当然、苦しくなります。空気中の酸素を体内に 取り入れることで私たちの体は生命を維持しています。
精神的ストレスや疲労、過剰な喫煙や飲酒、睡眠不足、それ以外にも、太陽紫外線、電磁波、 環境汚染、農薬や化学物質、細菌などの過剰なストレッサーは活性酸素を増やし、組織や細胞を酸化させ、種々の病気につながります。
私たちの老化や病気の原因の90%は活性酸素によるといわれます。
呼吸は、酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出す活動で、肺呼吸(外呼吸)と組織呼吸(内呼吸)があります。
★外呼吸「肺呼吸」
==>肺のなかで、外部から取り入れた空気(酸素)と、血液中の炭酸ガスとを交換
★呼吸「組織呼吸」
==>体内の各臓器や末梢組織で、毛細血管中の血液と細胞との間で、行われる酸素と炭酸ガスの交換
自律神経系の状態、病気、ストレス、無理な姿勢などで呼吸は変化します。
呼吸は精神の影響を受けていて、 イライラしているときは息が速くなり、落ち着いているときは、ゆっくりとした呼吸になります。
これは自律神経(交感神経)の働きによるものです。
逆に、呼吸をゆっくりにすると、副交感神経の働きにより 休息の指令が全身に伝わり体が休息・癒やしに向かい、心が落ち着いて不安が減ります。
悩みのあるときなど、ゆっくりとした呼吸をすることで、呼吸活動に使われる神経の活動が高まり、 悩みの神経活動が低下して神経同士のつながりが切れて気分転換することが出来ます。
これは「使う神経の活動はより活発になり、使わない神経の活動は低下する。」という神経活動の
原理によるものです。
こころとからだの癒やすためには、ゆっくりとした呼吸をしましょう。 『姿勢を良くする
』『気分が良い』状態を、イメージしながら深い腹式呼吸をするとよいですよ。
呼吸を工夫することで、自分の感情を自分でコントロールできるようになり気分が明るくなります。
悩みがある・自分を責めるようなストレス状態になるとき、ストレスを取り除くために深い呼吸を試してみましょう。
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