笑いは、本来、私たちが備えているのものです。
朝起きて、夜寝るまでに、どのくらい笑っていますか? ストレスの多い現代、「1日笑うことが無かった・・・」ということはないですか。
【笑う門には福来る】と言があります。笑いが日常生活に幸せをもたらすために大切ではないでしょうか。
日本に限らず世界中の昔話や民話の中にも、笑いにより幸せに暮らしたといった結末のお話がありますよね。確かに、怒ったり泣いたりしているよりは、笑っているほうがいいことがありそうです。
しかし、実際は、心や体になにか問題を抱えている時に、なかなか心の底から笑えないことが多いですよね。
「笑う」という行為にはどんな効果があるのでしょうか。
笑いといっても、クスクス笑いからガハハハと大笑いまで、 その種類はさまざまですが、作り笑い、つまり、心からの笑いでなくても、「笑う」という行為には、健康効果があると いうことです。
笑いは良薬といわれますが、実際に、病気から回復したり、笑いにより人の免疫が向上したという結果が出ています。
笑いには、心のわだかまりや悩みなどをすっきりとさせて心にゆとりを持つ力があります。
「面白いことがないから笑えない」なんて言わないで、まずは笑顔をつくる練習をしてみませんか。
笑顔でいるほうが、泣き顔や怒り顔でいるよりも、ずっと気分がいいはずです。
笑顔をつくって、 笑ってみましょう。
笑っている時には、交感神経と副交感神経がバランスよくはたらいているので、自律神経の状態も安定しているので、 笑いは心と身体の緊張を解きます。笑っている間は、笑いに集中して、他のことは考えないというような働きが気持ちを変えます。
楽しいことがあって笑えば、ストレス解消になり、その結果便秘や胃腸の痛みなどが、改善されて病気の回復にも貢献しているようです。
笑いは人間関係を潤滑にし、イライラしているときよりも仕事の能率をアップさせ、よく笑うことで体の筋肉を使い、心地よい疲れによってよく眠れるようになります。
笑いは、人が心も身体も元気に生きるうえで、不可欠なものです。笑いが心や身体に良い影響や効果をもたらすことが、医学的に解明されつつあります。
「こんなときに、笑うなんてできない。」 と、いうときにこそ、笑ってみませんか。 【泣きっ面に蜂】よりは【笑う門には福来る】で過ごしたいですね(^^)
鏡の前で、笑顔を作ってみましょう。そして自分に笑いかけてみませんか? 笑いの表情をつくることで、何かが変わるかもしれませんよ。
|